自転車の処分
自転車の処分についての参考に
今回は自転車の処分についてお客様から相談を受けたので、いろいろ調べてみました。車の渋滞緩和や健康維持のために自転車に乗る人も多いと思います。環境にも優しく、維持費も安く、駐輪スペースも少なくて済むので愛用者されているか方もいますよね。
ただ、壊れたり、必要なくなったりした場合はその処分をどうしていいか悩みませんか？目に余る放置自転車もそうした処分に困った人が置き去りにしている場合もあります。
小さい子供用自転車で、お子様が大きくなって使わなくなったという自転車はご近所や知人に必要な方がいればお譲りしたり、ネット上のフリーマーケットなど活用するのもいいアイデアだと思います。しかし、「もう誰ももらってくれないし・・・」となると、さてどうやって処分しようかと悩むところです。
中古品として売ると考えた場合
中古自転車の市場は車の中古車とはちがいさほど大きくありません。その為、自転車屋さんが買い取ってくれるとしたら、新しい自転車購入と引き換えに下取りとして買い取ったり、商品券と交換したりとなるようです。その際、気を付けなければいけないのが、「防犯登録の抹消手続き」です。
これを怠ると、「お店が盗んだ」と思われる可能性があるからです。たとえボロボロ、不用品であっても防犯登録しているものは必ず抹消してから処分しましょう。抹消手続きは、基本的には地域の警察署でできます。必要書類として「登録書控え」持参し、廃棄する旨伝え抹消申請をします。
とはいえ、登録書控えを紛失してしまった、という方も少なくないでしょう。手元にない場合、「運転免許証や健康保険証」など身分を証明できる公的証明書を持参して抹消申請ができます。ちなみに、自転車防犯登録をした時の内容が一致している否かを確認する目的です。
例えば、「自転車を人から譲ってもらい使っていたが、不要になり処分したい」というケースも考えらえますが、元の所有者が防犯登録をしていた場合、譲渡されたことを証明できる念書など必要になる場合があります。もしくは元所有者に防犯登録の抹消手続きをお願いすることになります。要するに、廃棄する自転車が盗難車でないことを証明、確認できるものが必要という事です。
但し、防犯登録には5年～10年の有効期限がありますので期限が切れているものは基本抹消登録は必要ないのですが、データを残している場合もあると聞きますので、ご心配な方は必ず、防犯登録シールに記載されている連絡先かお近くの警察署へ相談されることをお勧めします。
粗大ごみとして処分
粗大ゴミとして処分ことも可能です。まず、自治体へ粗大ごみとして収集を依頼し(電話やインターネット)、粗大ごみ処理券のシールを張り、指定場所へおいておけば、自治体が引き取ってくれますが、多くの自治体では２～３週間の余裕を見ていた方がよさそうです。また、住所・氏名などをメモ書きとして貼り付けることもお忘れなく。お住いの自治体によっては処分方法が異なりますので詳細は各自治体へご確認ください。また、自分で焼却施設に持ち込んで処分する方法があります。
もちろん、処分場へ持ち込むかとも可能です。お近くであれば収集を待つより早く処分できます。 さて、粗大ごみで処分する際も防犯登録は抹消しておくことをお勧めします。なぜかというと、多くの自治体では粗大ごみのリサイクルも進めているので、もしリサイクル・リユースされた場合、最悪その自転車が犯罪に使われでもしたら防犯登録の名義人に容疑がかかる可能性もあります。事前に防げることはきちんとやっておきましょう。
不用品回収業者へ処分依頼
通常の不用品同様、お客様の手間もかからず、日時指定可能です(繁忙期はのぞく)便利です。自転車ならではの注意点があります。それは、防犯登録の抹消をしてくれるのか、又はするようにアドバイスしてくれるのか、その対応で信頼できる業者か否かある程度わかります。「捨てるのに、面倒、よくわからない？」と思ったらまず、当社へご相談下さい。お客様の自転車の状態をよくお聞きして、きちんとアドバイスさせていただきます。
最後に、便利な自転車ですが、捨てるとき、他人に譲る時、きちんと手続きを踏んで処分したいものですね。
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